(4月2日に、小茂根2−27−11の事務所で、事務所びらきを行いました。わたしの挨拶を掲載します)
こんにちは、南地域の石川すみえです。二期目を目指して頑張ります。よろしくお願いします。
子育てのリアル、暮らしの実態、「ほんとのところ」を板橋区政に届ける仕事を、4年間させていただきました。
「子どもの声」「地域の声」を届ける中で、たくさんのことを実現させてきました。18歳までの医療費無償化、アフターケア付きの補聴器の助成などです。
次は、学校給食費から、義務教育の完全無償化へ!
年を取っても移動の不安のない街づくりのために、コミュニティバスの実現!全力で取り組んで参ります。
引き続きのご支援、お力添えを、よろしくお願いします。
新型コロナで、区民の皆様からの相談が急増しました。応えるために事務所で「なんでも相談会」をはじめました。子育てに関する相談はもちろん、福祉事務所に同行する相談や、ご家族、ご近所のことなどさまざまです。最近では、学校の校則に関すること、服装の自由に関することも寄せられています。
みなさんの声をきくなかで、共通して感じているのは「公の不在」です。
「こんなこと議員に相談してもいいのかな」「行政の世話にならないようにしたい」、こうした言葉をよく聞きます。
頼って大丈夫です。困っている人に寄り添うのが日本共産党です。
暮らしの困りごと、大変さを支援するのが公の役割です。区民の皆さんにとって、板橋区が頼り甲斐のある存在であって欲しいと考えています。
いたばし、お金あります!
2021年度末から175億円もの基金の積み増しを行い、2022年度末では1144億円、過去最高の基金残高となりました。区は「収支均衡」といいますが、区民生活に必要な支援をせず、基金に積み上げることを「収支均衡」とはいいません。
区民生活はどうでしょうか。区の金余り状況とはまるで別世界が広がっているのではないでしょうか。区民生活の困難を解決することに真剣に向き合う、板橋区政となっているでしょうか。
区は1144億円もの過去最高の基金の積み上げを「結果だ」といいますが、現金給付事業はやらない、民営化の推進、事業の縮小・統廃合、そして受益者負担主義による保険料や利用料の値上げなど、バブル崩壊期のリストラ・行革方針にいまだに固執し続けています。古い考え方が、ため込み優先の区政運営を作り出しています。もういい加減、板橋区の考え方はアップデートされるべきです。もっとブラッシュアップさせたい!
区民の税金は区民の暮らしのために、積極的に使うべきです。
板橋区にないのは、お金ではありません。区民生活に寄り添う気持ちが、福祉の心がないのです。かつては福祉の板橋、と言われたこともありました。わたしは板橋区に、福祉を取り戻したいと思います。
コロナから政治が変わらないといけないこと
感染症による医療崩壊という事態を生んだ教訓から学ぶことは、医療と公衆衛生の体制強化です。
板橋区は、人員増を行わず、部内調整や派遣に頼る方向です。これでは、感染症流行から、何も学んでいません。
そして、いこいの家の廃止、区立特養ホームも廃止、公立保育園は民営化、駐輪場は指定管理といった、徹底した民営化、民間委託の手法が、日本全体を「賃金が上がらない」国にしています。
賃金を上げないことには、どうしようもありません。自治体がこの仕組みに加担すべきではありません。
板橋区は自覚し、この方針を転換することが必要です。
居場所って重要
外出自粛が叫ばれたとき、人とリアルに会うことが、どれだけ大事なことが、本当に身に染みてわかりました。この地域では、大谷口いこいの家がまず廃止となってしまっており、区はその代替として、さくらテラスがあると説明してきました。しかし、コロナの影響で、さくらテラスは今も開いていません。
区は、コロナが5類になればすぐ開けるわけではない、法人と協議をする、としています。民間施設が多世代の居場所事業をすることに懸念を示すのは、当然です。
わたしは、いこいの家だったら、運用を工夫すれば、居場所を開けたのではないかと考えています。特に高齢者の居場所では、公設公営であることが重要です。
板橋区は現在、公共施設を削減する方針を持っています。この方針が、コロナ禍で人と人がリアルに会うことを、より狭めていったのではないかと思います。
コロナを経験した今こそ「無料で」「誰でも」「出入り自由」な居場所、それでも安全な居場所が必要です。これは、コロナを経て新たに公がやるべき仕事となったのではないでしょうか。
区は、大型再開発事業より、こうした新たな居場所の創設にこそ、税金を投入して事業化すべきです。
今度の選挙は
板橋区のお金の使い方を正すだけでなく、統一協会と自民党の癒着を断ち切ること、戦争する国づくりを止める、重要な選挙です。
統一協会が、日本共産党への謀略ビラを撒いています。これに屈するわけにはいきません。
さらに、板橋区議会には議席のない、維新、参政党の予定候補者が複数いらっしゃいます。
大阪を見てください。公務労働を削減した先には、福祉の板橋は復活しません。
そして、マスクは感染症対策に有効です。いろんな事情の方がいて、その事情は他人に無理に曝け出すことは人権侵害です。みんなが安全に過ごすには、科学に基づいた感染症対策が最も大切です。
前回、初めて選挙に出た時には、まだ上の子が保育園。今は上が小学生に、下の子が4月から保育園です。やっぱり私は「だれの子どももころさせない」「平和がいちばん」です。
平和都市宣言をしている板橋区から、核兵器禁止条約の批准を求め、そして二度とこの日本を戦地にしない、戦争に行かせない、人殺しをさせない国づくりを求めていきます。
この4年間、こどもの声、地域の声を議会に届けながら、地域の皆様に支えていただき、そして区議団の先輩方の仕事を見てきました。板橋区議会には、9人の区議団がどうしても必要です。
石川すみえの2期目、そして9人全員当選のために、どうかお力を貸してください。このことを最後にお願いして、私の挨拶を終わります。
次の4年間、はっきり言って、これまでの4年間よりめっちゃもっと働きます!頑張ります!