決算総括質問の報告、第4段です。 児童相談所を取り上げました。
この内容は、石川すみえ区議の2023年10月の議会質問から構成しました。
子どもにアドバイスをもらいながら、謎の人形劇もどきをしました💦
脚本は以下↓
ティラノサウルス「この間、学校でカードをもらったんだけど、児童相談所っていたばしにもあるの?何をしてるの?」
ブラキオサウルス「児童相談所は、こどもの味方です。その子の本当の力がだせるように、その子のおうちの人を助けたり、一緒に考えたりする専門家が集まるところだよ」
ティラノ「お助けマンってこと?子どもがたくさんきそう」
ブラキ「そのとおり!板橋区では2022年に児童相談所の運営が始まって、場所は秘密だけど一時保護所もあるよ。たくさん準備をしてきたよ。2022年7月から9ヶ月間で、一時保護所では138人の子どもを応援して、138名のうち約6割が中学生、高校生だったんだよ」
ティラノ「大きいお姉さん・お兄さんが多かったんだ!びっくり。ねえねえ、一時保護所っていうのは、泊まれるところなの?」
ブラキ「泊まれるところです。24時間365日、対応しています」
ティラノ「働く人は大変だね」
ブラキ「そうです。働く大人たちの専門性を高めるために、研修などをたくさんしています。働いている人たちの、心の健康も大切です」
ティラノ「一時保護所っていつまで泊まれるの?」
ブラキ「基本的に、2ヶ月間までと決まっています」
ティラノ「その後はどこにいくの?」
ブラキ「もともとのおうちに戻る子どもが多いです。だいたい、7割〜8割の子どもがもとのおうちに行くよ。それ以外では、里親さんのところや、児童養護施設にいく子もいます」
ティラノ「里親さんは、いたばしにどのくらいいるの?」
ブラキ「今、養育里親さんがだいたい20組です。里親は夫婦で登録します。選択的夫婦別姓や、同姓の夫婦でも登録できます」
ティラノ「たくさんの子どもを応援するには、普通に数が足らなくない?!一時保護所のあと、いくところがなくなった、てなったらとってもかわいそう」
ブラキ「その後いくところがない、ってなったら、一時保護所に長くいることになるよね。一時保護所もいっぱいな時もあるし。里親さんでは、障がいがあったり中学生や高校生だと、難しい場合があるから、対応できる大人が何人かいる児童養護施設の方が、その子が安心できて力を発揮できる場合もあるよ」
ティラノ「そっか〜、施設も大事なんだ!元々のおうちを応援することも、里親さんを増やすことも、必要だね」
ブラキ「目の前にいる子どもたちの姿を見ながら、どうしていくのがいいのか、みんなで考えていきたいね。特に、いたばしの大人の皆さんに、いたばしの子どもたちのいろんな状況に思いを馳せてもらえたらと思います」
ちゃんちゃん