東京23区で学校給食無償化が広がっています。品川区は2日に学校給食無償化を盛り込んだ23年度一般会計予算を決定。同区は都に先駆けて第2子の保育料の無償化も予算に盛り込みました。荒川区は6日に学校給食無償化を盛り込んだ23年度の予算案をプレス発表。中央区も7日に今年4月から学校給食無償化を実施する方針を発表しました。さらに、東京23区で最も人口の多い世田谷区も、学校給食無償化の方針を打ち出し、すでに実施を表明したり実施中の葛飾・足立(中学から)・北・台東(今年3月まで)を合わせて8区で学校給食無償化が実現します。
1月4日付「東京」では、このほか江戸川・豊島・中野・杉並の4区で無償化「検討中」と報道されており、無償化に消極的な区は23区内で少数派になりつつあります。
しかし、文京区で給食無償化に必要な費用は7億円です。コロナ禍の過去2ヵ年で決算剰余金が80億円と64億円もありました。学校改修・増改築と給食無償化を両方行うことは十分可能なはずです。