老朽化が著しい特別教室の改修がいよいよスタートします。実際の工事は2024〜27年度の4年間で行われます。そのための財源として60億円も確保されました。
私自身も党区議団と一緒に22年5月に、区内小中学校の特別教室の現状を視察しました(写真左上)。美術室の流しに大きなヒビが入っていたり、9中の美術室では水道の水を流すと床の点検口から排水が逆流したり、劣化が著しく進行していました。こうした実態を党区議団も区議会で取り上げ、特別教室の改修を早く行うよう区に求めてきました。
日本共産党文京区議団は1970年代から現地調査や職員の要望をもとに論戦。95年の阪神大震災の現地視察後には学校の耐震化を要求し2000年までに実現させました。その後も学校調査を何度も行い、PTAの要望も示し議会で「教育環境を快適に」と論戦。
2015年からは普通教室と廊下で「快適化」を実現しました。さらに全教室と体育館へのエアコン設置と和式トイレの洋式化も実現させることができました。
党区議団は102ある特別教室の改修に急ぐよう3月の区議会で予算修正の提案も行いました。子どもたちに最善・平等の教育環境を保証するため、特別教室の改修は可能な限り急ぐことが求められています。
2023.04.06