石沢のりゆき

千石駅に2基目のエレベーターを 「本駒込四丁目」バス停にベンチを 三田線に女性専用車両を 都営地下鉄と都バスもっと使いやすく 都交通局に要請

2022.11.24

石沢のりゆき党地区子育て・若者・くらし相談室長は10月17日、共産党文京区議団と福手ゆう子都議会議員とともに、都交通局に対して、都営地下鉄三田線千石駅や白山駅などに2基目のエレベーターを設置することや、都バスのバス停の「本駒込4丁目(早稲田方面)」などにベンチを設置すること、都営地下鉄の全路線・全編成に終日・夜間を含め、複数の女性専用車両を設けることなどを、要望しました。

1基だけでは不便
 千石駅は千石1丁目側にのみエレベータがあり、定期点検などで使えない時は車椅子や足の不自由な方、ベビーカー利用者などは、地下鉄に乗るのが不便になります。私は、自身もベビーカーを押して千石駅から地下鉄に乗ろうとした時、定期点検中でエレベーターを使えなかった経験を紹介し、小石川高校側のA3出口横か、千石1丁目交差点の小石川高校側への2基目のエレベーターの設置を求めました。都交通局からは、白山通り下に下水道が通っており歩道上の設置が難しいこと、A3出口横も、直下に通路があり難しいと回答しました。本駒込2丁目側にある紳士服店の駐車場などを利用することも加えて提案し、一層の工夫をしてエレベーターを設置することを求めました。

椅子が何度も置かれる

 本駒込4丁目バス停は「ここにイスを捨てないでください」という表記が出ていますが、すぐに椅子が置かれたり壊れている椅子などが置かれます。こうした実態を伝え、座る場所を必要としている人がいることや、壊れている椅子に座って怪我をする危険もあることなどを伝え、ベンチの設置を求めました。都交通局は「都の住宅政策本部からベンチを置かないでほしいと言われている」と回答がありました。私は「座るところが必要だから椅子が置かれるという声もある。住宅政策本部にも声を伝えていただき、ベンチ設置をお願いしたい」と伝えました。
三田線に女性専用車を
全路線・全編成での女性専用車両の設置について都交通局は、他の事業者との相互乗り入れのない、大江戸線からまずは導入を行い、東急目黒線や南北線と相互乗入を行っている三田線はその後検討を行っていきたいと表明がありました。
党都議団の調査では初めて痴漢被害を受けた年齢は18歳以下が7割以上で、小学生以下は34%と深刻です。被害を受けた場所で「電車の中」が最も多く、女性専用車両を設置することは急務です。都交通局がイニシアチブを発揮して他の鉄道事業者とも調整し、女性専用車の設置することを重ねて求めました。もっと使いやすい地下鉄や都バスにするため頑張ります。

都の交通局へ要請する石沢

不忍通り沿いのバス停や千石駅を歩いて見て回りました

最近のNEWS