石沢のりゆき

痴漢ゼロの東京へ 都営地下鉄の車内表示で「助ける準備できていますか?」 都が痴漢被害防止対策強化へ一歩前進

2023.02.13

 都営地下鉄が痴漢被害防止のため、受験シーズンが始まる1月11日から新たな「痴漢撲滅キャンペーン」を始めました。電車内の案内表示に「助ける準備できていますか?痴漢被害に苦しむ方をなくすことができるよう、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします」(写真上)との文言や「お困りの方への声かけに、警視庁防犯アプリ『Digi Police』もご利用ください」との呼びかけが表示されるようになりました。駅構内では痴漢対策のアナウンスが流れ、ポスターの掲示も行われています。普段都営三田線を利用している方からは「痴漢対策のアナウンスがかなり強化されていると感じる」と声が寄せられました。
 都営大江戸線は1月18日から女性専用車両が朝のラッシュ時に1両導入されます。また都は来年度予算で、痴漢ゼロに向けた痴漢撲滅プロジェクトの実施へ、5000万円の予算をかけて、痴漢被害の実態調査などを実施することも明らかになりました。
石沢予定候補は、福手都議、日本共産党文区議団とともに、この間都営交通に対して、痴漢や盗撮の被害を防ぐための対策強化を要望。女性専用車両を三田線など全路線で常時設置することや、受験シーズンの本格化を前に、受験生を狙った痴漢・盗撮被害防止の対策強化も求め、昨年末には東京メトロにも同様の要望をしてきました。こうした繰り返しの要望が実を結び、都が痴漢ゼロに向けて、具体的な取り組みを進めてきています。痴漢ゼロに向けて、私も引き続き全力で頑張ります。

都営地下鉄大江戸線の案内表示に「助ける準備できていますか?」の表示(里美ゆみ都議のTwitterより)

22年10月に行った都交通局への要望の様子。痴漢対策の抜本的強化も求めました。

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