有害なアスベストの量・除去方法を早く知らせ、安心安全な工事を
国は文京区後楽1丁目の旧東京労働局庁舎を解体(令和4年5月迄)し、文京区と小石川合同庁舎を建設します(完成は令和7年度予定)。合同庁舎には小石川税務署等が入居し、区は後楽幼稚園と清掃事務所を入居させる計画です。10月4日の住民説明会で「解体時にアスベストの飛散が心配」「工事スケジュールを早めに教えてほしい」との不安の声が出されました。
日本共産党の山添拓参院議員(国土交通委員)は10月22日、福手ゆう子都政対策委員長やいたくら美千代区議も出席して国交省から説明を受け、国交省はアスベストの詳しい情報の早期提供について事業を実施する関東地方整備局に「指導する」と説明しました。
国交省に聞いてみました
- Q. 旧労働局の建物にあるアスベストはどのくらい?
- A. 外壁は約3割にあります。建物内部にもありますが、入札前のため公表できません(入札は1月予定)。レベル3で処理します。
- Q. 説明会で煙突があるって聞いたけれど?
- A. 高さは地下から地上6階まであり30mほどあります。暖房用ボイラー用です。レベル2であり密閉し陰圧にして処理します。
- Q. アスベスト除去の方法を詳しく説明して欲しい
- A. 解体業者が決まったら解体や建設の説明会の時に、具体的に説明できるようにします
- Q. アスベストの事前調査の報告書とは?
- A. 旧庁舎を管理する財務省が調査を実施しました。報告書が公開できるかは財務省に問い合わせします。