
文京区は、神田川近くの住民が、神田川氾濫時に通常の防災避難所ではなく近くに垂直避難(建物の高い階に避難)ができるようにし、関係者とそのための協定を結びました。協定先は、関水町会(避難場所は3つのマンション)、白鳥橋近くのARC日本語学校、大塚・富坂両警察署です。また、区施設の江戸川橋体育館2階、後楽1丁目清掃事務所2階も垂直避難場所となります。
私は、2月25日の災害対策特別委員会で、神田川沿岸の他地域にもさらに垂直場所を確保し広げることや、あらたに災害時、帰宅困難者を受け入れるよう事業者と交渉することを区に求めました。関口1丁目の住民は、水害時は神田川をわたって文京区の避難所には行けず、新宿区の避難所に避難しなければなりません。今回の協定締結で、それが困難な場合は近くのマンションに垂直避難できることになりました。
また、これまで区は、江戸川橋体育館は水害時の避難場所としては危険だとして小日向台町小学校が水害時の避難場所に指定されていました。今回、緊急時の垂直避難場所としたことで小日向台町小まで坂をのぼって行けない方々が避難できることになります。同様に、金富小学校はいま水害時の避難場所には指定されていませんが、垂直避難場所とするよう要求しました。
