新型コロナ第4波封じ込めで区に緊急申し入れ
新型コロナウイルス感染が再拡大し、文京区内でも小学校1校で19名が感染、他施設でも感染が相次ぎ、早急な対策拡充が求められています。日本共産党文京区議団は4月6日、文京区長に対し「新型コロナ感染症の第4波封じ込めと暮らし・営業を守るための緊急申し入れ」を行いました。
≪国への要望≫
- PCR検査は全額国庫負担とし、高齢者施設、障害者施設、医療機関、保育園、学校などの職員へ頻回・定期の社会的検査を実施すること。1日10万件単位の大規模モニタリング検査を実施すること。
- 変異株検査を大幅に引き上げ実施すること。
- ワクチンの供給体制を急ぐこと。
≪都への要望≫
- 都立駒込病院・大塚病院等の独立行政法人化はやめること。
- オリンピック・パラリンピックは中止を含め再検討を求めること。
≪区に要望≫
- 高齢者・障害者施設の職員への週1回の定期検査を行うこと。入所者も対象に含めること。
- 高齢者通所施設・訪問の介護職員、保育園、学校、育成室等の職員への定期検査を実施すること。
- ワクチン接種は、集団接種以外に、かかりつけ医等の個別接種や訪問接種を実施すること。また、障害者へのワクチン接種に関わる説明体制を確保すること。
- 保健所の2か所体制を復活させる。保健師など専門職を計画的に増員すること。
- 生活困窮者への生理用品配布。生活保護の申請は権利であり、扶養照会は義務でないことを周知すること。
- 2回目の中小企業事業継続支援の補助金を支給すること。
予算委員会で議論・要望しました
3月11日から24日まで文京区議会予算審査特別委員会は開かれ、日本共産党区議団から3人が委員として出席しましたが、私もそのひとりとして新年度予算案の審議にあたりました。
日本共産区議団は、以下の点を指摘し、要望しました。
- PCR検査
高齢者施設や子育て・教育施設職員の頻回・定期的検査、感染拡大の予兆をつかむため大規模なモニタリング検査を行うこと。 - 変異株の検査
大規模検査のため財源の確保を国・都に要請すること。区としても検査を実施すること。ワクチン接種の迅速な対応に努め、保健所の体制を強化すること。 - コロナ禍の区民のくらしと営業を守るために
- 中小企業継続補助金の第二弾など直接財政支援をおこなうこと。
- 消費税5%への減税を要請すること。
- プレミアム付き商品券を発行すること。
- 子どもの貧困対策のための調査、分析を急ぐこと。
- 生活困窮者に生理用品を給付すること。
- 生活保護の申請は権利であり、扶養照会は義務でないことを周知すること。
- シビック改修は先送りし、シルバーピア増設など高齢者等の住宅対策を充実させること。
- コロナ禍でのオリンピック・パラリンピックは中止を含め検討するよう要請すること。
- マイナンバーカード申請の押し付けはやめること。
- 児童館は放課後全児童対策と区別しそれぞれ拡充させること。
- 35人学級実施の5年計画を前倒しで早めて行うこと。
特別教室や校園庭の改修は少なくとも年3か所実施すること。
教育のICT化は教員の自律性、専門性を尊重して行うこと。 - 特養ホーム建設予定の小日向2丁目国有地は、北側の土地も一体で活用すること。
- 国保料・介護保険料を引き下げること。後期高齢者医療保険料は引き上げないこと。
新型コロナ第4波封じ込め緊急要望書を区へ提出