都民の不安や心配に反して、菅政権・小池都政は五輪開催にしがみついています。私はいのち最優先で、五輪は中止し、コロナ封じ込めに全力あげるべきだと思います。メディアの世論調査では五輪中止が6~8割と報道しています。
今、大問題になっているのが、90万人もの子ども達をオリンピックの観戦に動員しようとしていることです。「修学旅行も運動会も中止や延期なのに、なんでオリンピックはいいの」「人がたくさん集まって感染は大丈夫なの」こういう疑問の声が保護者から次々あがっています。
文京区立小学校の全学年(20校1万55人)、中学校(10校2,228人)と区立幼稚園の5歳児300人を対象とするものです。
幼稚園児は国立代々木競技場、中学生はオリンピックスタジアム、小学生は学校・学年によってオリンピックスタジアム、東京体育館、日本武道館、国際フォーラム、国立代々木競技場、有明アリーナでの観戦となります。
都は公共交通機関の利用を指定しており、駅での混雑は避けられず、日本共産党都議団の調査で会場入り口での手荷物検査があることもわかり、ここでも「密」が生じます。
実施時期は7月25日~9月5日であり、新型コロナの心配に加え、猛暑で熱中症の対策も必要になるような観戦事業に「中止」を求める声が起きるのは当然です。
2021.06.21