8月21日夕方、私も住む文京区関口1丁目と隣接の新宿区山吹町など6,552戸のガス供給が停止し、全面復旧したのは27日金曜日の昼過ぎで、まさに「大災害」でした。
東京ガスからは、「ガス管内に流入した水と土砂を除去するための作業」を行っているとの説明だけで、場所の特定や原因は明らかにされていません。福手都議の都水道局からの聞き取りによると、1976年埋設の老朽水道管から漏水が発生したとのことです。
避難所の開設要求に区は応じませんでしたが、地元関水町会が素早い支援体制でガスボンベ配布や食糧支援を行ない、文京区も食糧支援や区施設等のシャワー提供、銭湯(新宿も)の無料開放を行いましたが、そこまで行けない方々もおり一番の苦労は入浴支援でした。
今回の経験から、電気・水道も停止する大規模災害を想定しての実践的な対応策の検討を区に要求していきます。また、都水道局・東京ガスによる老朽管の調査と対策を急ぎ、再発防止策等を「被害者」に説明すること、ガス停止で営業できなかった事業者への補償も漏れなく行うよう要求しています。
地蔵通り商店街でのガス工事の様子