山添拓参議院議員からメッセージをいただきました。
参議院選挙の公示まで、あと1カ月半となりました。
私が6年前立候補を決意したのは、憲法の危機に黙っていてよいのか、その強い思いからでした。集団的自衛権を認める閣議決定、戦争法の強行を目の当たりにして、当時多くの方が同じ思いだったのではないでしょうか。だからこそ市民と野党の共闘が実り私も幅広いみなさんの力で押し上げていただきました。
私が国会議員として見てきたこの6年間は、野党共闘で政治を変える挑戦の日々であり、憲法を壊す政治を許さない闘いが、日本の政治の新しいページを開いてきました。
今度また、憲法9条がかかった選挙です。ウクライナ侵略をどう止めるのか、自衛隊と日米同盟を強化する政治でよいのか、そのために憲法9条を変えてよいのか。正面から問われます。
岸田政権は敵基地攻撃能力の保有検討を進め、安倍元首相や維新の会が「核共有」を主張し、「力には力を」といわんばかりに不安をあおっています。私も委員の一人である参議院憲法審査会は毎週のように開かれ、緊急事態条項や9条など危機に乗じた改憲論議があからさまです。
岸田首相は私の国会質問に対して、「武力行使を禁止する国連憲章と日本の憲法9条は軌を一にするものだ」と答えました。ならばいま、世界中で「国連憲章守れ」の声が広がるときに、「憲法9条も守れ」と言うべきではないでしょうか。
参院選で改憲勢力に審判を下し、憲法いかす政治への転換をと、決意を新たにしています。ご一緒に力を合わせましょう。