岸田政権は、10月1日から消費税のインボイス(適格請求書)制度の実施を強行しました。現在は年収1千万円未満のフリーランスや中小事業者は消費税が免除されていますが、課税業者になるか、免税業者のままでいるか選択を迫られます。インボイス登録して消費税課税者となれば、財務省の試算でも年間利益の平均157万円のうち15万円が増税となり、免税業者でいれば取引から除外されたり消費税分の値下げを求められる恐れがあります。負担に耐えられないと廃業者も出ており、建設業、農業、物流業界からも悲鳴があがっています。
9月29日には岸田首相事務所に54万3千人を超える「インボイス中止・延期」を求めるオンライン署名が届けられました。25日には官邸前に1000人超の漫画家、落語家,声優、ライター、税理士などが集まり反対の声をあげました。
岸田政権がインボイスにしがみつくのは、消費税増税のレールを敷くためであり、事業者だけではない全国民の問題です。インボイス廃止を求めます。
文京区議会にも請願!
6月と9月議会に「消費税廃止文京各界連絡会」などから、インボイス中止・延期を求める請願が出されました。日本共産党は賛成、自民・公明党は反対、AGORAは継続で、結果継続となりました。(10月開始なのに継続?)