シビックセンターには着工以来1,481億円が投じられました。
建設時に850億円、建設債利子33億円、竣工後30年間の維持費に391億円です。その後、2012年度から本改修前の先行改修に28.3億円、2018年度からの10年改修計画は、税と設計費を除き174億円の予算ですが、建設費高騰の中でも粛々と6年目まで進み、昨年度までに179億円かかっています。
今後4年間の改修と将来工事、年々進む老朽化対策にいくらかかるのか区に問うと、建設資材・設備機器や人件費の高騰などで予定より高くなる可能性があるので示せないとの回答でした。
一方で、小日向台町小学校建替え時の仮校舎を別地に確保するよう求めると、学校改築等の施設整備には「多額の経費を要するので……財政面からの検討も必要」と答弁しました。
シビックには湯水のごとく財政をつぎ込み、区民施設改修にはしぶる区の姿勢を変えなければなりません。