いたくら美千代

予算区議会はじまる くらし第一の予算を

2025.02.22

2025年度の公的年金額は1.9%増と物価上昇に追いつかず、実質賃金はこの30年で年収は74万円も下がった中で、物価高騰は続き米や野菜、肉も卵も値上がりし、くらしはますます大変です。
ところが2月7日、文京区議会本会議での区長の所信表明は、「物価上昇の影響などに十分注意する必要がある」などと、区民のくらしの深刻さを全く認識していません。
日本共産党文京区議団は代表質問で、区の来年度予算は過去最高を更新しており、この潤沢な財政を物価高騰で悲鳴を上げる区民のくらしを支えるために、さらなる補正予算を組むよう要望しました。
以下は、要望の抜粋です。

  • 国の住民税非課税と住民税均等割り世帯への3万円の給付に加え、区独自に年収300万円未満世帯への給付を行うこと。
  • 高すぎる国民健康保険料を引き下げ、子どもの均等割りを区が補助すること。
  • 長年要求してきた補聴器購入補助は、所得制限が撤廃され、一度申請した人も5年後再申請が可能になり、金額も2万5千円から7万2450円に引き上げられました。一歩前進ですが、さらに補助額を引き上げること。
  • 「公契約条例」が4月から適用され、労働報酬下限額は1295円、他区に比べ安すぎます、引き上げること。
  • 都民の運動と日本共産党都議団の長年の要望でシルバーパスが来年度から2万510円が1万2千円に値下げされます。B―ぐるでも使えるようにすること。

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