6月26日、改築途中の新装なった文京区明化小学校(千石1-13)給食室で火災が発生しました。
区は保護者に「回転釜の油が高温になったことによる発火が発端」、揚物用油を「今回は『新しい油を2缶』入れるとの栄養士の指示に対し、誤って『複数回目の油を2缶』を入れたため油量が少なく、釜の過熱を防ぐ装置が機能しなかった」と説明しています。
区立小中学校の給食調理は民間事業者8社に委託しています。明化小の火災について、雇用主の区栄養士が委託調理業務者に直接指示したなら、労働者派遣法6条違反の「偽装請負」であり、古い油使用でコスト削減を意図したのかとの懸念があります。
日本共産党文京区議団は、事故の原因究明をすすめるとともに、食材費高騰のなか給食単価を引き上げること、給食の質と安全を守るため給食調理を区直営に戻すよう要求しています。
2025.09.13
