昨年8月文京区関口と隣接する新宿区山吹町などで発生したガスの供給停止事故は、ガス管に水道水と地下水が流入したことが原因とされていますが、東京都水道局は漏水とガス供給停止との因果関係と原因の確認を行うため、掘削調査を行うことになりました。
12月27日、福手ゆう子都議とともに東京都水道局から聞き取りを行いました。大山とも子都議、藤原たけき新宿区議も出席しました。
掘削調査に向けては東京ガスとも協議しながら、昨年9月には水道管内をカメラによる調査を行っています。
今回の調査場所は新宿区山吹町、早稲田鶴巻町で、期間は1月中旬から4月下旬。図で示すように、水道管・ガス管は下水道管(暗渠)の下にあり、下水道管を挟んだ左右に深さ4mの立坑(直径約3m)をつくり、さらに地下水も高いことから水ガラス製の薬液を注入し地下水に留意しながらの工事となること、下水道管の下なので入念な安全計画のもと進めていくとのことです。
現在、水道管総延長の約半分は耐震継手管へ交換済みとのことですが、現場周辺の水道管は1976年敷設で、ガス管も同年代敷設の古いものであり、調査と合わせ再発防止のために新管への積極的交換を求めました。
2022.01.18