がけ地対策急ぎ、特養以外の計画具体化を
文京区、小日向2丁目の関東財務局小日向住宅跡地に特養ホームをつくる計画は決定しています。
しかし、敷地南側のがけ地は、東京都が土砂災害警戒区域に指定しており、特養等の建物を造るためには土砂災害の防止対策が必要で、現在調査中です。区はそれを受け、特養ホーム以外の施設整備も検討して方針を決め、関東財務局と協議し、運営する社会福祉法人を決めるという流れです。
南側がけ地の整備は、本来持ち主の国が行うべきなのに、国は一貫して借り受け人がやるべきとしています。擁壁の改修は、1m、約1千万円と言われており、借り受け人である社会福祉法人が敷地の賃料のほかにがけの改修費用も必要となると「手上げする」事業者は難しくなることから、私は、区に対し、国からの支援を求めるべきだと要求しました。
2018年6月、小日向・水道地区他の有志一同と小日水町会・小日向台町町会・関口南部町会・小日水長寿会・小日向神社氏子総代会の方々が、利用についての要望書を区に提出しています。
2月17日の公有地を議論する委員会での私の質問に対し区は、「地域の方々から出された、緑のオープンスペースと防火水槽を設置する」と明言しました。
私は、あわせて不足している育成室、高齢者・障がい者住宅等の設置も求めています。
関東財務局小日向住宅跡地