目白台運動公園では、桜や椎の木にキノコが繁殖する等で多くの樹木が伐採され貴重な緑地が失われる、また、側溝に堆積したテニスコートの目砂を指定管理者が開園当初から西側テニスコート脇と南側樹林地の急傾斜の最上部に投棄していたことが明らかになるなど、看過できない事態が住民の調査やわが党の議会論戦で浮き彫りになりました。
3月22・23日には、東京都環境局から産業廃棄物と指摘を受けた2か所の堆積物(汚泥)をバキュームカーで吸引撤去する作業を行いましたが、23日午後には(申し入れ直後)、南側樹林地上部からアイスのプラスチック容器や缶のふた、さらにはブルーシートも出現するなど、前指定管理者である西武造園等の責任は免れず、区長答弁の「適切だ」とは言えない事態に発展しています。
目白台運動公園は2009年4月に開園し、3万㎡に防災広場や芝生広場を備え、区内外の住民のかけがえのない憩いの施設として利用されています。取得にあたっては小竹ひろ子都議(当時)と日本共産党文京区議団も住民の皆さんとともに要求し、開園に至りました。
公園の管理・運営はわが党の反対にも関わらず、指定管理委託方式が採用され、2009~2018年度は西武造園パートナーズ(西武造園㈱・西武緑化㈱)が、2019年度から現在まで目白台公園パークアップ共同体(一般財団法人公園財団・日本体育施設㈱)が受託し運営管理しています。
3月23日、日本共産党文京区議団は、運動公園で起きている問題、前指定管理者の責任、3月18日に発出した「お詫びとお知らせ」の内容等についての質問と要望を区長に提出し、3月31日迄に文書で回答するよう求めました。あわせて指定管理者の指定を取り消し、区直営にするよう申し入れました。
目白運動公園を視察するいたくら区議、日本共産党文京区議団、福手ゆう子都議
バキューム作業を視察するいたくら区議