
6月5日、板橋区議会第2回定例会初日の本会議で、区長と教育長に対する一般質問を行いました。
テーマごとに報告します。
※区長の答弁は、いわいの聞き取り要点メモです。正式な議事録は、後日区議会ホームページで公開されます。
3.地域課題について
次に、地域課題について質問します。
(1)交通量が多く狭い道路の改善を
まず、交通量が多く狭い道路の改善です。
高島平8丁目から新河岸地域にわたる「徳丸橋」とその前後の歩道が狭く、走行する自転車との接触に高齢者や障害を持つ人たちが不安の声を上げています。しかし、車道も狭くバス通りのため、自転車が車道を走ることもままなりません。
Q17.高島平8丁目と新河岸地域をつなぐ「徳丸橋」とその前後の歩道の拡幅の検討と安全対策を求めます。
【区長答弁】
両側に歩道の整備がされているが、植栽があることで、部分的には狭い場所も存在している。沿道に民有地が並び、バスや大型車が通る現状においては、歩道拡幅などの抜本的な改善は現実的には困難である。過去には、徳丸橋南側の一部区間におきまして、埋設企業者の工事に併せて、歩道内の植栽をなくして、歩行空間を広げるなどの対策を行っておりまして、今後、区で道路を補修するタイミングには同様の対策を検討していきたいとも考えています。
蓮根駅前通りから、舟渡に抜ける「蓮根橋」前後の道路そのものがとても狭く、バス通りの上、大きなトラックなども抜けていく道になっています。しかし、歩道はなく、歩行者は狭い路側帯を歩いています。バス利用者は、バス停で車との接触に不安を抱えて利用しています。
Q18.「蓮根橋」前後の道路を拡幅し、歩道を整備すること。ただちに安全対策を行うことを求めます。
【区長答弁】
蓮根駅前通りの大部分は、両側に歩道が整備されているものの、蓮根橋の南側の一部には歩道がなく、ご要望の趣旨は理解する。しかし、先の答弁と同様に、沿道の状況を踏まえると歩道整備は難しく、幅員が狭い道路でバスや大型車両等が走行している状況において、防護柵などの設置も困難な状況。区として、カラー舗装による通行区分の明確化や注意帯の設置などの対策をしてきたが、引き続き警察と連携しながら、できる限りの安全対策を講じていく。