憲法26条第2項には、「義務教育は無償とする」と書かれていますが、義務教育における自己負担の高さに驚きます。
ランドセルに始まり、上履き、体操着、お道具箱、お裁縫箱、習字セット、絵具セット、ピアニカ、リコーダー、今では、ドリルやテキスト、小テストまで自己負担です。中学生になれば制服代は高い負担です。
日本共産党板橋区議団は、議会で私費負担の実態調査や、負担軽減を求め続けてきました。
①学校給食無償化
義務教育における自己負担の中でも、費用が高いのが「給食費」です。
いま、板橋区で学校給食無償化は約13億円で実現できます。
すでに、23区でも9区(一部実施含めて)が、給食無償化を始めます。
板橋でも、ため込んだ基金1,144億円の一部活用で、いつでも実施できます。
板橋区議会では、一般質問や委員会質疑で区と教育委員会に求めるだけでなく、給食費の父母負担をなくすための予算修正提案や「学校給食費助成条例」などを議員提案してきました。
自民党・公明党などは、「国がやること」「区の財政が厳しい」などとして反対してきました。
日本共産党 いわい桐子といっしょに学校給食無償化を実現させましょう!
②授業や部活動で使うものは公費負担で
授業で使うものは、原則公費負担で購入すべきです。
男女で決められたものを厳しいルールで着用を求める高い制服は、もう廃止にして、自由に着たいものを着られる学校にすべきです。
中学校の部活動の部費だって高ければ、入部をあきらめているのが実態です。
そもそも、国も区も教育予算が少ないのです。
学校に裁量が任される「令達予算」も足りず、現場ではえんぴつ1本、画用紙1枚に神経すり減らし、あいキッズでは「折り紙はひとり3枚までね」なんていわなければならない状態です。お金の増額はGIGAスクールばかりです。
区は、低所得者には「就学援助」があると言います。必要な制度ですが、そもそも完全無償化になれば、すべての子どもがお金の心配なく教育を受けられます。
義務教育の完全無償化を、日本共産党 いわい桐子といっしょに進めましょう。