いわい桐子

お金を理由にあきらめない教育を 3「区独自で返済不要の奨学金を」

2023.04.06

大学・短大・専門学校などの学費が高くて大変です。

いま20歳の息子の進路相談で、先生から「進学してもいいのか経済的なことを親に確認してこい」と言われたそうです。息子は「うち、お金平気?」と聞いてきました。経済的な条件がなければ、こどもたちが進学することを選ぶことすら許されない・・・。こんな日本でいいのか?と思ったことを忘れられません。

奨学金も、卒業後に多額の借金を背負って社会に出る構造は問題です。

日本共産党は、国会でも求めています。

①入学金ゼロ、②学費を半額に、③返済不要の奨学金の対象拡大を、④すべての奨学金を無利子に、⑤返済中の奨学金半額免除

(しんぶん赤旗4月4日付)

岸田自公政権は「子ども予算倍増」といいながら、大学や専門学校など高等教育の抜本的な負担軽減に踏み出そうとしません。

内閣府の「少子化社会に関する国際意識調査(2020年度)」によれば、育児支援の最重要政策は「教育費の支援、軽減」との回答が69.7%と最も高い結果です。

少子化対策というなら、教育費負担の抜本的軽減こそ中心に据えるべきです。23区でも、足立区や江東区などで自治体独自の「返済不要の奨学金制度」が始まっています。

板橋でも実現しましょう!

さらに、深刻なのが、何の支援もないのが「浪人生」です。この時期の塾代、交通費は大変で、支援が必要です。

子どもたちが、経済的な理由で、学ぶことをあきらめる国に未来はありません。

お金を理由にあきらめない教育を、日本共産党 いわい桐子といっしょに実現しましょう!

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