日本共産党区議団を代表して区長に対する一般質問を行いました。
「社会保障の抜本的な拡充」の3つ目は、「紙おむつ等支給事業」です。
※区長の答弁は、聞きながらメモしたものです。正式な答弁は、後日、議事録が公開されます。
現在、実施されている区の紙おむつ等支給事業は、65歳以上で要介護1以上の高齢者に一定の所得要件を設けて、月5,000円分程度の紙おむつを現物支給しています。
区内の要介護5の母を在宅で介護している娘さんから、「支給される紙おむつでは足りず、月1万円の持ち出しになっていて、物価も上がっているため大変厳しい、紙おむつは減らせないんです」と聞きました。
Q17.支給される紙おむつの量は、介護度が1の人も5の人も同じ量の支給になっています。負担を軽減するため、紙おむつ等支給事業の支給を、介護度が重い人には支給するおむつの量ないし金額を引き上げていただきたい。また、収入要件の見直しによる対象の拡大も求めます。
(区長答弁)
高齢者への紙おむつ等の支給は、令和3年度にカタログ制を導入し、物価高騰に伴い、今年度から、現物支給の月額を4,500円から5,000円に引き上げるなど、制度の充実に努めてきた。一方、高齢化率上昇による要介護者の増加で、紙おむつの支給件数が増加し、物価高騰の影響も受けて、本事業の予算額も年々増加している。今後も要介護度別の利用者ニーズの把握に努めるが、現時点において、所得基準や支給金額の見直しは考えてない。
※一般質問のテーマは以下の通りです。順次報告していきます。
1 核兵器廃絶と環境対策の強化を求めて
(1)今こそ核兵器廃絶の声を板橋から
(2)原発汚染水海洋放出の中止を
(3)香害対策の強化を
(4)プラスチックの分別について
2 社会保障の抜本的な拡充を
(1)福祉事務所の機能強化を
(2)介護保険制度の充実を
(3)紙おむつ等支給事業について
(4)保険証廃止は中止を
(5)板橋キャンパス跡地の障害者施設について
3 物価高対策と中小業者支援強化を
(1)物価高に対する経済的支援を
(2)インボイス中止と消費税5%減税を
(3)生活再建につながる国保収納相談へ
4 高島平地域のまちづくり
(1)高島平グランドデザインについて
(2)高島平駅・西台駅の駐輪場対策について