【いわい】
上板橋駅北口周辺のイトーヨーカドーがなくなり、自転車が止められなくなったという声が急増しています。上板橋駅周辺の区営駐輪場は、2022年に南口と北口で合計1,510台収容できましたが、2024年には343台も減り、民営の駐輪場も769台分減少しています。さらに、ヨーカドー閉店に伴って、約150台程度の駐輪場がなくなっています。区は、空きがある駐輪場もあると言いますが、空きがあるのは上板橋駅から遠い駐輪場ばかりです。駅にできるだけ近い駐輪場を増やしていく必要があります。
そこで質問します。上板橋駅北口に駐輪できる場所が不足していることに対する区の認識と、駐輪場の設置の土地の確保に向けて取り組んでいることをお示しください。
【区長】
区の自転車駐車場は、駅周辺地区を一つのエリアとし、民間駐車場の状況なども踏まえ、需要に応じて整備をしている。今般の大規模商業施設の閉店に伴い、北口の自転車利用者の利便性が一定程度低下したものと捉えているが、エリア内の区営駐車場には空車の時間帯もある。全体として、不足はしていないと捉えている。駅周辺の新たな用地確保は難しいが、北口利用者の利便性向上の観点から、情報収集に努める。
【いわい】
イトーヨーカドー跡地を新たに活用する事業者に対し、一定の広さの駐輪場設置を求めることに加えて、工事中に少しでも駐輪できる場所を提供してもらえないか求めていただきたいがいかがでしょうか。併せてお答えください。
【区長】
上板橋駅北口の大型商業施設の跡地活用は、区としても、動向を注視してている。民間の建築計画における自転車駐車場について、関係法令等に基づいて、施設の用途や規模に応じて一定規模の設置義務が生じる。計画の事前協議や完了検査を実施する。また、工事中の自転車駐車場の設置については、建築工事に対する支障や、安全対策上好ましくないため、求めていくことは現実的に難しい。
※区長の答弁は、いわいのメモからの要約です。正式な答弁は区議会のホームページで後日公開されます。