12月28日は、腹立たしいことが。
70代の市民の方からの相談で、要支援1でデイサービスに週1回、5年以上リハビリで通っているにも関わらず、ケアマネから「あなたは元気だから介護サービスは卒業してください」と言われたそうです。
「元気じゃないし、これ以上悪くならないようにデイサービスでリハビリなどをしている」というと、「介護の財政が厳しいからやめてほしい」と言われ、デイサービスの利用を止めろとの一点張り。
ほとほと困って私のところに「デイサービスは止めたくないのでなんとかしてほしい」という相談がありました。
他市では「介護保険外し」(介護サービスを無理やり卒業をさせる)が増えていると聞きましたが、西東京市が実際にこんなことをしているとは思いませんでした。
5年もデイサービスでリハビリに通っていて、病気がちで体調も良くなっているとは言えず、せめて現状を維持するために通っているのに、無理やり通うのを止めさせられたら、さらに重症化してしまうこともありえます。
早速、相談者と一緒に高齢者支援課の課長に面会に行き、本人もデイサービスの事業所も通う必要があると認めていると伝え、利用を継続できることになりました。
しかし、気の弱い人だったら言われるままに利用を止めさせられてしまう可能性が高いと思います。
確かに介護財政が厳しいのは事実ですが、本人が必要があって利用しているものを、介護財政の逼迫を理由にやめさせるのは筋が違います。
デイサービスを中断させられたら、リバビリもできなくなるし、友人とのつながりもなくなり、認知症になってしまう可能性もあります。そうなれば介護度が上がり、長期的に見れば介護財政の圧迫になります。
もし仮に介護保険外しを市が推進しているのであれば大問題です。こんな事例が他にもないか心配です。
皆さん、納得いかない介護保険サービスの中断を求められたら、まず日本共産党の市議に相談してくださいね。
※写真がないのでわが家のテンちゃんの写真を載せました。