2月15日は東伏見小の体育館で西武新宿線(井荻~西武柳沢駅間)の連続立体交差化計画および関連する道路計画についての説明会に参加しました。
井荻駅~西武柳沢駅間の事業予定区間5.1㎞、都市計画区間5.5㎞の立体化により19ヶ所の踏切の除却をする計画です。
立体化には高架方式と地下方式があります。
高架方式の事業費は1,710億円、地下方式の事業費は2,470億円かかり、工期も高架方式は15年、地下方式は16年と工期も長く、地下方式にすると東伏見~西武柳沢駅間にある市道2,035線のアンダーパスを取り壊す必要が出てくることから、高架方式を選定したとのこと。
総事業費の負担割合は西東京市の場合、国が45%、都が32%、市が13%、鉄道会社が10%です。
立体化に伴う日照や騒音の問題では、側道を設ける予定で、側道により立ち退き等ある場合には測量説明会、用地説明会等を行い、個別に対応をしていくとのこと。
環境の影響についても都民の意見を聴く会を設けるとのことでした。
事業認可は平成33年~34年頃で、その後に用地測量説明会を行うそうです。
会場の質疑では、「高架方式は決定したのか、高架は景観が悪い、補償も値上がりする」「もっと住民に広報してほしい」などの質問が出ました。
事業費の中には立ち退きの用地補償も入った金額だそうです。対象物件は高架式で232件、地下方式で179件です。
環境の評価や都民の意見を聴く会を設けていくとのこと。
今回の説明会は沿線の100メートルの範囲の4万5000世帯にポスティングをしたそうです。
高架方式では景観も悪くなるし、阪神淡路大震災の時に高架の線路部分がペシャンと崩れていた映像を見たので、大地震時に崩れることがないのかが心配です。かといって、地下の方が安心なのかもよくわかりませんが。
今後、住民の声をよく聴いて、しっかり検証していきたいと思います。