深刻な子どもの虐待問題について 千葉県野田市の小学4年生の女の子が父親からの虐待により亡くなったことが、連日ニュースで報道されています。女の子が児童相談所に助けを求めていたにも関わらず、父親からの脅迫に負け、尊い命を救えなかったことで非難を浴びています。そして父親はいまだ「しつけのためだった」と言っているそうです。 こうした子どもの虐待問題は、今までもたくさんありました。虐待はなかなか表面化しません。なぜなら家庭という密室で起きるからです。虐待が報道されるたびに社会における認知度は高まり、通報件数は年々増加、毎年、過去最高と報道されています。職員一人が100件以上のケースを抱えていることもざらだと言います。文京区でも、伝通院の隣に児童相談所が建設される予定です。児童福祉司の専門性の向上や、人員確保、制度の確立を求めていかなければいけないと思います。 日本は、子どもの権利条約が守られていないと、今まで国連から何度も勧告を受けていますが、「日本には日本のやり方がある」と、政府は無視してきました。こうした事件があってはじめて、都や国も動きます。東京都では子どもへの体罰禁止の法制化が検討され、国では児童福祉法の改正が検討されはじめています。 私、小林れい子は、これまで「子ども虐待防止」の活動を9年間続けてきました。体に目に見える傷がなく、虐待されても親元がいいというお子さんもいるので、児童相談所に保護されなければ、問題が解決していない家庭に戻されるケースも少なくありません。だからこそ、近所の子が、地域の子が、すべての子がすこやかに育つように、みんなで見守っていかなくてはならないと思うのです。 |
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2019.02.10