小林れい子

「島元雅夫」から「小林れい子」へ   バトンタッチ通信 Vol.11

2019.04.08

小林れい子事務所びらき開催

 

 

 

 

 みなさん、こんにちは。日本共産党の小林れい子です。これまで地元の皆様に10期38年間大変お世話になりました島元雅夫区議が勇退し、私、小林れい子にバトンタッチいたします。

私の家は、文京区小日向で105年続いている「小林豆腐店」です。今、10歳と6歳の子どもを育てており、二人の父の介護のまっ最中です。

福井に住んでいる私の父は、定年間際の60歳を迎える頃に鬱病になり、その後、ゆっくり時間をかけて認知症になりました。当時は祖母二人もおり、母方の祖母が認知症。うちは弟も障害二級を抱えており緑内障もあって自立できないため、働きながら四人の介護をしていた母がとにかく大変な苦労をしました。二人の祖母が特養に入ってくれたことで、ようやく生活が成り立っていました。祖母たちが94歳、99歳で相次いで他界し、父が要介護3になった昨年、75歳でようやく特養に入ることができましたが、それまで15年間、特に父が徘徊するようになった頃が大変さのピークで、私も福井と東京を行ったり来たりする生活を続けていました。

小林家の父は、昨年年、脳卒中で倒れ介護状態になり、自宅と老健ひかわしたのショートステイを繰り返しておりますが、リハビリでお世話になった健生病院、老健ひかわした、そして訪問看護の皆さんには大変お世話になっており、こうした施設や福祉の制度のありがたさは身にしみています。

今、文京区には、679億円の税金がため込まれています。それなのに、特養や公営住宅はなかなかつくられません。日本共産党が粘り強く要求をし続け、ようやく昨年特養が1つできましたが、高齢者住宅のシルバーピアは14年間つくられていません。街を歩いていると「特養に入れない。200人の待機です」「家賃が高すぎて住み替えができない」「医療費が高くて病院に行く回数を減らして節約しています」などという声をよく伺います。

文京区の特養の待機者はなんと1000人以上。文京区外や都外の施設で待機している方も大勢おられます。駅前の大規模開発には270億円もかけて、特養や公営住宅の拡充がないことは絶対におかしいと思います。今こそ、区民の暮らしや福祉を最優先にした区政に転換していかなければいけないと強く思います。

直木賞作家の
白石一文さんも応援に駆けつけてくださいました。

 

 

 

小林家の父は、昨年年、脳卒中で倒れ介護状態になり、自宅と老健ひかわしたのショートステイを繰り返しておりますが、リハビリでお世話になった健生病院、老健ひかわした、そして訪問看護の皆さんには大変お世話になっており、こうした施設や福祉の制度のありがたさは身にしみています。

今、文京区には、679億円の税金がため込まれています。それなのに、特養や公営住宅はなかなかつくられません。日本共産党が粘り強く要求をし続け、ようやく昨年特養が1つできましたが、高齢者住宅のシルバーピアは14年間つくられていません。街を歩いていると「特養に入れない。200人の待機です」「家賃が高すぎて住み替えができない」「医療費が高くて病院に行く回数を減らして節約しています」などという声をよく伺います。

文京区の特養の待機者はなんと1000人以上。文京区外や都外の施設で待機している方も大勢おられます。駅前の大規模開発には270億円もかけて、特養や公営住宅の拡充がないことは絶対におかしいと思います。今こそ、区民の暮らしや福祉を最優先にした区政に転換していかなければいけないと強く思います。

 私はこれまで、地域のお母さんたちと「児童虐待防止の活動」も、9年間続けてきました。私が活動を始めたきっかけは、大阪で二人のお子さんがお母さんに置き去りにされて餓死してしまった事件です。当時、高齢出産でようやく子供を授かった私は「子供がかわいそう」だと思うと同時に、子育ての大変さも実感していたので、「虐待は決して他人事ではない」と思ったのです。

地域の空き家を利用した「親子カフェ」や「子ども食堂」の運営をしたり、児童養護施設で自立のための料理教室をするなどのボランティアを続けてきました。子ども食堂の活動では、ひとり親家庭や不登校、発達障害など、課題を抱える子どもたちが、学校からも地域からも、孤立しがちなことに気がつきました。こうした子どもたちの背景には、ご家庭の抱える課題もあり、長期的かつ多面的な支援と地域のつながりが必要です。また今、ちょうど新入学の時期を迎えていますが、せっかく子どもが大学に合格したものの「奨学金のための保証人二人が見つからない」というシングルマザーの方の悲痛な声もありました。

また、他のシングルマザーの方たちからは「国保料が高すぎて払えない。口座の差し押さえにあっています」という悲痛な声も、複数届いています。国保料は、非正規雇用や年金生活を送る高齢者の方が多く加入しています。払いたくても払えない人が増えており、ここ文京区において口座の差し押さえは98件。保険証を取りあげられることは、命に関わる深刻な問題です。文京区政において、自民党、公明党は、毎年の保険料値上げに賛成してきました。そのため、この4年の間に、1人あたり2万2802円の値上げがなされています。全国知事会は、公費1兆円を投入して、国保料をサラリーマンの加入する協会けんぽ並みに下げようと言っています。年収400万円の家族4人の場合、
46万6200円が、22万2200円まで引き下げられます。
また、文京区には679億円のためこみ金があります。その一部を活用するだけで、国保料の引き下げや均等割りの廃止、払えない人の減免は実現できます。経済的な困難を抱えていても、病気や障害を抱えていても、誰も置き去りにされない区政が今こそ必要です。

安倍政権は10月に消費税を10%にあげようとしています。消費税増税と国保料の値上げで庶民の暮らしはダブルパンチの打撃を受けます。そして、文京区政でも、国政と同じように値上げのラッシュ。自転車駐輪場は年間2000円から2万4000円の12倍の値上げ。かつて無料だった育成室の保育料、私の長女の時には月4000円。4月からお世話になっている次女の時には1万円プラスお菓子代2000円の1万2000円で23区で一番高くなっています。

「受益者負担」という考え方が、「教育」や「福祉」の現場にも持ち込まれており、本来、行政が負うべき責任が果たされていないのではないかと思います。そもそも、行政が担う教育や福祉は、お金を払えば得られるサービスなんでしょうか? お金を払える人しか受けられないなんてことはあってはいけないはずです。地方自治体の役割は、「福祉の増進」です。地方自治体は、私たちの暮らしを直撃する国政の問題から、区民を守る「防波堤」になるべきです。

まずは、消費税増税ストップ、国保料の引き下げをなんとしても実現したいと思います。文京区政が変わることで、都や国も変わらざるをえなくなります。消費税増税をし、医療や介護の負担を重くしながら、軍事費にばかりお金をつぎこむ安倍政権の流れを変えなければいけません。日本共産党の7人全員を、この地域ではどうか、この仕事、日本共産党の小林れい子にさせてください。そのためにも、区政に押し上げてください。皆さまの声の実現に全力を尽くします。ご清聴ありがとうございました。

4月14日(日)午後12時半より、生協前にて街頭宣伝を行います。

弁護士の宇都宮健児さんがお話しします。小林れい子も訴えます。

ぜひお越しください。

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