広島、長崎へ原爆が投下されてから74年目の夏。 私、小林れい子は、党文京区議団を代表して、「原水爆禁止2019 世界大会—長崎」に参加してきました。 長崎市民会館には、多くの人が集まり、開会式では長崎市長の田上富久氏、前名護市長の稲嶺進氏、海外からの政府代表から、核兵器廃絶に向けての力強い発言を、閉会式では被爆者の方々からの貴重な発言を聞きました。 2日目は、「永遠なる平和を」、「NAGASAKI アンジェラスの鐘」などの映像資料を通して、核実験や戦争で原水爆が人々にもたらした惨禍を目の当たりにし、戦争は二度と繰り返してはいけない、という思いを強く持ちました。 「声が世界を動かした ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産継承センター設立に向けて」というドキュメンタリーでは、被爆者の方々が原水爆被害者救護法を求めて政府交渉した時に返ってきた「戦争という国の一大事の際には、すべての国民は(被害を)受任せよ」という言葉。国民に多大な被害を与えても、国には責任はない、賠償はしないという態度、今も変わっていないと感じるのは、私だけでしょうか? 今こそ、被爆者の皆さんの声を、継承していかなければと思います。 |
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2019.08.25