羽田新飛行ルートについて年明けから実機を使った試験飛行が行われ、住民のみなさんの不安や関心が高まっています。 私たちは、落下物や騒音、急角度で降下するルートなど新ルートの危険性を繰り返し指摘してきました。しかし、いくら国から説明をうけても納得できる回答はありませんでした。ところが国は方針を変えることなく3月29日から運行を開始しようとしています。
こうした中で、練馬区議会でも何らかの対応が必要と考えて、「羽田空港新飛行ルートの影響の検証と住民への説明を国に求める意見書」という意見書案を野党で取りまとめ、各会派にも賛同を呼びかけました。意見書は、様々な立場の人たちが同意できるよう「試験飛行で得られた情報を検証し、住民に説明するとともに飛行経路の運用も含めて適切な対応を国に求めるもの」と幅を持たせた内容になっていました。
しかし、自民党・公明党などからは賛同が得られず、私たちが提出した意見書案は不採択となり、むしろ新飛行ルートを推進する「羽田空港の機能強化と地域の良好な住環境の両立を求める意見書」という意見書案が採択されてしまいました。本当に残念です。
こうした結果にめげず、住民の不安の声に応え、危険な新ルートの見直しをひきつづき求めていきたいと思います。
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