10月16日に42日間におよぶ第3回定例区議会が終わりました。議会の中身については今後様々な機会を通じてお伝えしたいと思います。
さて今日は、区に子どもの貧困対策について緊急に対策をとるよう区議団として区に申し入れを行いました。一つは国の生活保護基準の引き下げにより、昨年から比べて就学援助認定者が800名も減少する深刻な事態が起こっていることに対し、対策をとるよう求めるもの。これは区の基準では就学援助対象者が保護基準に対応しているためです。二つ目は、区として子どもの貧困の実態調査をさらに強化して実施すること。三つ目は準要保護世帯むけの学習支援事業について、今回応募者が殺到しました。これに対し、昨年度まで対象となっていた就学援助認定世帯まで対象を広げるとともに、実施場所や人員など体制を強化するよう求めるものです。
いま子どもの貧困率は、OECD諸国平均を上回り、悪化の一途をたどっています。これが子どもの生存権や学習権まで奪い、さらに貧困を生み出すという悪循環を陥っているのです。こういった連鎖を断ち切るため、区として今回の申し入れ項目は最低限実施すべきです。
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