光が丘駅の2ルート目のエレベーター設置などを求め、住民の人たちが提出した陳情が5月31日の都議会公営企業委員会で質疑され、自公民の反対で残念ながら不採択となってしまいました。
東京都はこの間、2ルート目のエレベーター設置については、乗換駅でなければ設置しない考えを表明していました。光が丘駅はこれに該当しません。
委員会では日本共産党の小竹区議が30分近くにわたって質疑を行い、光が丘駅の利用者数は大江戸線とJRの乗換駅となっている代々木駅などより多いこと。エレベーターがないために高齢者やベビーカーを使う子育て世代が朝の通勤時間帯を避けて利用している実態などを丁寧に取り上げ、都の認識をただすよう繰り返し求めました。
しかし、都は従来の方針を崩さず、構造上も難しいことを理由に設置しない考えを繰り返し述べました。都の言う都営地下鉄の乗換駅は60駅近くに上り、年に数駅しか改善していないとのことで、このまま行けばいつ改善されるのか、見当もつきません。
なおこの委員会の委員賛成したのは無所属一人と日本共産党の都議二人だけでした。
1000名を超える住民の陳情が日本共産党以外まともな質疑さえ行わず、不採択とされたことは腹立たしい限りです。東京オリンピックを名目にした巨大開発や大型道路にお金をつぎ込むくらいなら、都民の求めるまちの改善にぜひお金を使ってほしい。やっぱり政治を変えることが重要ですね。
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