◆豊島区議会 第2回定例会が終りました
2学期から学校給食が無償に
本定例会で提案された補正予算に、区立小中学校の学校給食が2学期から無償化のための予算が計上され、最終本会議で全会派一致で議決されました。
日本共産党は一般質問で次の2点を求めました。
①2学期からではなく1学期(4月)に遡って無償化すること
②来年度からも継続して実施すること
これに対し、区から以下の答弁がありました。
①学校現場の事務負担を考慮し2学期からにした
②来年度以降も継続していく
清水みちこ議員は、ほぼ毎回の一般質問、予決算などの各委員会、議案提案など、あらゆる機会をとらえ、「給食費を無償に!」と求め続けてきました。さらに4月の区議選で日本共産党は「学校給食無償化」を公約に掲げ、区民から大きな期待が寄せられていました。
これまで声を上げ続けてきた区民の運動と結んで、日本共産党が粘り強く求め続けてきた大きな成果です。
本来無償であるはずの義務教育の私費負担、大学などの高すぎる学費、終わりの見えない物価高騰など、まだまだ子育て世帯には厳しい状況です。引続きみなさんと力を合わせ頑張ります。
◆インボイス延期の請願
自民、公明、都民ファ・国民が不採択に!
子ども文教委員会で「インボイス制度の実施延期を国に要望することを求める請願」が審査されました。
請願者からインボイスは制度設計上もスケジュール上も破綻しており、インボイスが導入されれば地域経済は大混乱することなどの意見陳述がされました。
採択を主張したのは、日本共産党と立憲・れいわ。
一方、自民党、公明党は不採択。都民ファーストの会・国民は継続を主張するも否決されると不採択を主張。
清水みちこ議員は、消費税は所得の低い人ほど負担が重くなる逆進性の高い税制で、赤字の事業者でも消費税を払わなければならず、中小企業・小規模事業者の経営を圧迫している、インボイス制度は免税業者にとっては新たな納税、つまり増税と事務負担を増やすことだと指摘。
7月10日、最終本会議で清水みちこ議員は、採択を求める討論を行いました。討論内容はこちら→録画配信 (kensakusystem.jp)
引き続き、事業者の皆さんの願い実現に向け区議会で声をあげていきます。
委員会審査で不採択とした会派の主張
・自民党→「税の公平性から過去二回のインボイスの陳情、請願と態度は変わらない」
「この制度をとり入れて公平性を担保していくのがわが会派の総意」
・公明党→「税の公平性を担保する上で必要」
「中止や延期でなく円滑導入に向けて対策強化の提言をする方がいい」
・都民ファーストの会・国民→「社会全体がインボイス導入に向け動き始めている。ここで延期は大変な混乱を招く」「制度の実施はやむを得ない」