昨年12月の市議会では、私たち日本共産党だけでなく、
自民党や公明党もすべての小中学校体育館にエアコン設置を
求めていました。公明党は、日本共産党と同様に、市長に
エアコン設置を求める緊急要望をしたことも紹介していました、
ところが、今年の市議会第1回定例会で、井澤市長は体育館
へのエアコン設置は中学校だけと表明しました。そのとたん、
自民党も公明党も、市議会で小学校の体育館ヘのエアコン設置
は求めなくなりました。
夏の猛暑をきっかけに、子どもたちの命にかかわる熱中症を防
ぐための取組みです。何よりも最優先に取り組むのが、行政の
責任ではないでしょうか。災害時への備えとしても、緊急の課
題です。
東京都が、今年から3年間限り、小・中学校体育館へのエアコ
ン設置に補助します。この補助を活用し、第一中学校に設置す
る今年の予算から概算を推計すると、15校の体育館に10年
間のリース契約で設置した場合、一年あたりの市の負担はおよ
そ4500万円ほど。今年度の市の予算が460億円なので、
わずか0.1%にすぎません。やる気になればすぐにでもできます。
私たち日本共産党は、3月25日の市議会本会議で、エアコン設
置を求める予算組み換え案も提案しましたが、自民党も公明党
も、その他の議員もそろって反対し、否決されました。
ところが、この選挙を前に、日本共産党の組み換え提案に反対
した議員も、チラシに小中学校の体育館にエアコン設置を推進
すると書いています。ならば、そうした議員にも、体育館への
エアコン設置を本気でやらせましょう。
日本共産党は、すべての小中学校体育館に、エアコン設置を実
現するため、全力をあげます。
