国分寺市では「小学校知的障害特別支援学級設置等検討委員会」が2023年5月に設置され、10月に報告書を市教育委員会に提出すべく議論されています。7月26日に行われた3回目の検討委員会を傍聴してきました。
国分寺では、二・四・七小の3か所に知的障がいの特別支援学級が設置されています。中でも、二小では在籍児童が40人を超えて大規模となっていることが大きな課題の一つになっています。そのため、一つの教室をカーテンで仕切るなどして二つのグループが授業しているなど学習環境の改善も待ったなしです。
また、スクールバスを利用している中で、通学に50分ほどかかっている児童が複数いることも事務局(市教委)から報告があったように、通学時間の短縮も大きな課題です。
検討委員会の議論では、新設する方向が確認され、二小の在籍数の緩和を念頭に、次回には五・六・九・十小で知的特別支援学級を新設する可能性を探るため、各校の教室などといった現況の情報をもとに議論される見通しです。
次回は8月23日(水)14時からひかりプラザ。次回も傍聴する予定です。
