今日(5月27日)は、東京都内で3市だけとなっている冷たい中学校給食(弁当併用外注方式※)になっている国分寺市・東久留米市・東村山市の3市で、改善を求めて活動している市民と各自治体の議員有志も出席した「三市中学校給食つながる会」に参加しました。
※弁当併用外注方式とは:学校給食を注文するか、自宅からお弁当を持参するかを選択できるため、全員が学校給食を食べているわけではない。学校給食を注文せずにお弁当を忘れた場合は食べるものがない状況も生じかねない。また、学校給食は仕出し弁当のようなもので、国分寺市では日野市の工場で作っている。ご飯は保温製容器に入っているためほんのり温かいが、おかずは冷たい。
各自治体の現状と取組みの情報交換では、東村山で学校前で生徒にアンケートを取った際に「今日お昼を食べていない」という生徒が複数いたとの報告がありました。国分寺の参加者からは、5月25日に中学校給食を試食した際、「ぶりのケチャップソース」のぶりが硬くて箸で一口大に小さくすることができなかった、との報告もありました。
他にも、アレルギーがある生徒は注文することができないといった問題や、「喫食率(学校給食を注文している割合)に牛乳だけを注文している生徒が含まれていないか」「就学援助を受けている生徒の喫食率は」「給食時間が短い。アンケートでも生徒から時間が短くて食べきれないという声が上がっている。給食時間には配膳・食べる・片付けとあるが食べる時間は何分あるのか」など、今後確認する必要がある点がいくつも出されました。
そして、参加された原のり子都議会議員からは、東京都の「こども基本条例」や、学校給食無償化に向けた動きが都議会でも活発になってきているという報告もありました。
