2月27日、補正総括質問に立ち、初めて財政を取り上げました。
以下、質疑の一部を紹介します。
石川)過去最大の基金総額、1144億円となった。いつの時点でこの額がわかったのか。
区)1月上旬に都区財調の再調整による普通交付金の増収額の情報提供があった。
石川)都からの情報提供前には、区はいくらになると見込んでいたのか。
区)特別区民税、特別交付金は増収傾向にあることは把握していたが、確定したのは1月中旬。
石川)そうはいっても、緊急財政対策を講じないと決定している。緊急財政対策をしないと決めたのはいつか。
区)9月上旬。
石川)一定の見通しがもてたので、9月に緊急財政対策をしないと決定している。見通しをもちながらも、ただ基金に積んだということ。今年度1年間で175億円も積んだのは異常だ。
区)基金活用方針に基づき、適切な積立を行った。
石川)ここまで積まず、ただちにやるべきことにお金を使うべき。
わたしは板橋区は現在、溜め込みすぎだと考えています。
ここまで溜め込まず、現金給付事業や区独自の給付型奨学金、学校給食費の無償化など、区民生活のために使うべきです。
また、 学校での着替え についても取り上げました。
「教室で、男女一緒で着替えをしている」という相談が寄せられ続けています。
今年の第4回定例会でも、ただちに改善すべきと求めたところ「改めて校長会などで指導していく」と答弁。補正総括質問では、その後の対応について取り上げました。
区教育委員会では、2022年12月に全区立小学校に対して、着替えの現状やカーテンなどの仕切りの設置状況について調査。この調査で、配慮の不十分な学校があることがわかり、その学校については直接学校に出向き、聞き取りと指導を行った、とのことです。
カーテンレールの設置が必要な17校に対して、設置工事を順次発注しているそうです。
着替えの際、「ほんとうはいや」「いやそうにしている子もいる」といった子どもの声も聴いています。子どもの人権をまもる、最低限の環境整備を求めています。
引きつづき、みなさまのご意見をお寄せください!