11月12日の本会議で、日本共産党文京区議団を代表して、いたくら美千代区議が区長、教育長に質問しました。
質問後すぐに実現したのは、コロナ感染拡大を理由に遅れていた小日向台町小学校の改築基本構想検討委員会が11月30日に開催されたことです。以下は主な質問の要旨です。
コロナ対策
- ワクチン接種と一体で「いつでも、誰でも、何度でも、無料で」の立場で大規模にPCR検査を行うよう国に求めること
- 区としても、駅や薬局で検査キットを配布し、無症状でも気軽に検査を受けられるようにすること
- 第6波に備えた医療と保健所体制を強化すること
- 緊急事態宣言下で多くの事業所の経営は深刻で、「中小企業事業継続補助金」の2回目の実施、事業継続に不可欠な「固定費支援給付金」の創設を行うこと
シビック改修優先ではなく、老朽施設をこそ急ぐべき
- シビックセンター年間維持管理費は13億2千万円、大規模改修が始まった今こそ検証すべきです。18~27年度の改修計画は1期、2期で174億円です。優先すべきは老朽化した施設整備の改修です
- 2年後に中央大学茗荷谷キャンパス内に移転する大塚地域活動センター跡地の計画立案をすること
目白台運動公園の管理について
- 腐朽菌のキノコが発生し、倒木の危険から伐採された桜(写真)は5本もあり、また南斜面の芝が剥がれたまま放置され、グラウンドの芝生は一面に雑草が生えるなど、区職員が度々整備していたことも区は「指導」と認めています。指定管理者である公園財団と日本体育施設は、区が指導しなければ管理できない異常事態であり、区直営に戻すべきです
ガスの供給停止を受けての対応について
- 8月21日に起きた関口1丁目と隣接の新宿区内のガス供給停止事故の影響は6,000軒に及びました。東京ガスは「今まで経験したことのない規模のガス事故」との認識。一方区は「初動体制に課題があった」としており、今回のような突発事故対応のマニュアルを作るべきです。>/li>
- 東京ガスに対し、事故の未然防止と事故への敏速な対応を取るためにも白ガス管や鋳鉄管等古いガス管の埋設場所の公表と、計画的取り換えの進捗状況も要求すべきです
そのほか
- 介護保険「補足給付」の改悪は撤回すること
- 躊躇なく生活保護を受けられるようにすること
- 区が私立保育園へ支払う保育委託費の「弾力的運用」をやめること
- 育成室を増設し、40名定員超える育成室をなくすこと
- 小中学校における特別支援教室の教育環境を維持向上させること
- 小中学校18校202特別教室等の改修を急ぎ、学校間格差をなくすこと
質問と答弁の全編動画はこちらから、全文はこちらから、ご覧いただけます。