いたくら区議は、文京区6月定例議会で代表質問を行いました。
物価高騰から区民の命・暮らしを守るため区の役割を発揮し、年金0.4%削減中止、10月からの75歳以上の医療費窓口負担2倍化中止、自公政権が2013年から2度にわたり15%もカットした生活保護費を緊急に復元するよう、国に要求すべきだと求めました。
区民の生活応援のために補聴器購入助成を、千代田、江東、中央、港のように非課税者以外にも広げ、助成額も増やすこと。就学援助をためらうことなく利用できるようにするため、全員提出の希望調査を兼ねた申請書に変更すること。生活保護の申請は「国民の権利」と、生活保護のパンフレット1面や生保のホームページのトップに明記されたことは重要な前進で、地域活動センターや図書館、高齢者安心相談センター、区役所1階の受付に配置することを要望しました。
また、高齢化や貧困・格差の拡大にコロナ禍が加わり、高齢者だけではなく多くの方々が先行きのくらし、とりわけ住居への不安を募らせており、誰もが住居を確保できる居住保障が求められています。住宅施策を区の仕事としてきちんと位置づけるよう求めました。
水害対策では、近年、気候変動の影響による大型台風や集中豪雨で甚大な被害が頻発しており、これまでの延長線上ではない取り組みが必要です。雨水タンク設置助成の増額、浸透ます・トレンチ等への助成制度創設、浸水による避難が必要とされる地域への説明会の開催を求めました。
小日向2丁目財務省住宅跡地の特養以外の施設に関しては、2018年に小日向・水道・有志の方々からの、防火水槽と緑のオープンスペースの要望を取り入れましたが、特養以外の施設について、育成室や高齢者・障がい者の住宅・グループホーム等を要求してきました。検討状況と財務省との交渉時期、運営事業者の公募時期、計画を固める前に地元の方々に示すよう要望しました。
目白台運動公園のズサンな管理の問題では、3月23日の汚泥撤去の際、南側斜面地で出現したブルーシートのパネルを掲げて質問しました。ほかにもレモン味のシャーベットの殻と缶のふたも出てきました。区との十分な協議もなく70本の樹木も伐採されました。来年度からの指定管理はやめて、直営にすることを求めました。
そのほか、ジェンダー平等、地球温暖化対策、成年年齢の18歳引き下げに伴い消費トラブルを防ぐための対策、B-ぐるの拡充と逆回りの運行などについて質問しました。
議会で質問するいたくら区議