テスト結果が都立高校入試に活用される英語スピーキングテストですが、不安、不信が尽きません。
夏休みにスピーキングテストの登録申込を済ませ完了画面が表示されたのに、9月の始業式に「できていない」と学校からお知らせが?!、申込のシステム障害でトラブル続発。登録メール不着、学校名・学年の誤登録、都の問い合わせ電話不通など。挙句に、機能不具合の発覚で申し込む際に生年月日が不要になりましたが、本人確認や照合、受験や採点、結果管理、は信用できるのでしょうか?
中学校現場の加重業務も問題です。夏休み前の周知、休み明けの完了確認や未登録申込者への催促、10~11月の会場決定通達、1月中旬の結果通知後の成績処理など数カ月にわたります。文京区議会でも、この問題で日本共産党はじめ他会派区議からも質問があり、受験生の不安、保護者の怒りの広がりがうかがえました。
しかし、区は「都、中学校、学務課が対応」と他人事、保護者の不手際かのように責任転嫁し、東京都に報告もせず、現状の深刻さや高校入試に使われる重要性も認識していません。
運営企業(ブリティッシュ・カウンシル)に6年間で210億円もの税金が投入される割にはお粗末です。都と運営企業の責任は重大です。
中学3年生は、定期考査に領域診断テストと続き、その翌々日の日曜日に受験と労力を費やすも、不受験者への推定点付与で合否逆転もあり得るのです。不公正な虚しい民間業者によるトラブルテストは即中止を!
目白台後援会 坂本