地域住民の声をよく聞いて方針の策定を
障害者施設としての活用の方向性を打ち出す
区は旧アカデミー向丘(向丘2)の今後の利用の方向性として「障害者施設の設置に向けた検討を進める」ことを1月末に明らかにしました。
具体的には「文京槐(えんじゅ)の会」が大塚四丁目に開設する障害者施設を移転し、環境改善を含めた機能拡充を行う方向性で検討を進めるとしています。
旧アカデミー向丘の建物に設置されている育成室は、4月に誠之小の新校舎に移転し、築60年の現在の建物は解体した上で、障害者施設が不足し「整備の目途がたっていない」ため、旧アカデミー向丘の敷地を活用する方向性を示したものです。
区は「文京槐の会による活用内容を検討するとともに、地域と調整を行い、本地の活用内容について決定する」としています。
この間、不足する障害者施設を区有地活用で事業者が新築する際、地域要望を受け、住民が利用できる会議室を設けた事例もあります(本郷2丁目)。
金子区議は地域の要望を聞き活用方針を決めるよう求めてきました。皆さんのご要望をお寄せ下さい。