防災対策課題は?
避難所食料・風呂・トイレの確保やエレベーター閉じ込め対策
「想定外」を作らないため準備と対策強化を
能登半島地震を踏まえ、党区議団は2月定例議会で防災対策強化を提起しました。
本会議では①地域防災計画改定は「想定外を作らない」ことを目標に対策強化を②大学・企業の施設活用し避難場所の拡大③入浴施設の整備拡充(現在、銭湯5カ所、福祉センターの風呂2カ所)④避難所に1日分しかない食料を増やす⑤簡易トイレは啓発目的で全戸配布⑥7割の区民が住むマンションのエレベーター閉じ込め被害想定(534台)を踏まえ、対策用品配布と保守会社と防災協定⑦家具転倒防止や備蓄等、在宅避難の支援強化などです。
区長は「更なる対策の強化等について検討する」と答弁しましたが、③④⑤⑥について必要性を認めませんでした。
予算委員会でも党区議団が実現求め追及すると、区立保育園の園児用の非常用食料を3日分にすることが判明。災害時に避難所では都が食料2・3日目分をトラック配送するので、1日分とする矛盾も浮き彫りになりました。引き続き拡充を求めます。