日本共産党は反対しました
4年で報酬6890万円+退職金1000万円
区長は4日開会の6月定例議会に副区長を2人にする条例を提案し審議を行いました。提案理由を情報公開し確かめると「人口動向及び職員体制の変化に伴い、住民サービスの維持向上を図るため、執行体制を強化する必要がある」としています。副区長は4年任期で報酬総額が6890万円に加え、任期を終えると退職金1000万円が支払われます。
文京区では1948年から3年間、助役(当時)が2人でしたが、それ以外は助役・副区長は1人でした。今、人口増で業務が増えているのは事実ですが「執行体制の強化」を言うなら正規職員こそ増やすべきです。
質疑で金子区議が、区は年70~80億円の財源不足を主張するのになぜ副区長を2人にするのか質すと区側は財政に影響があると認め、また、2人にしないと対応できない事業名も示せませんでした。日本共産党区議団は物価高騰の中、区民の理解は得られないと指摘し反対しました(自・公・維・都ファ・国民・立憲等は賛成)。