困っている人数知っていながら
高齢者向けに設計され、エレベーターや手すり、緊急通報装置があって高齢者が安心して住み続けられるよう配慮された区立の公営住宅、シルバーピアに入居した方の平均年齢は83歳で、最高年齢は91歳であることが判明しました。
区は年収に応じた家賃となる公営住宅の新規供給を一切行おうとしません。しかし、特例で文京を離れて他自治体で介護サービスを利用する高齢者は10年で7割増え737人に達し、区外で障害サービス利用する方も199人に達します。
また、精神障害があり、医療が必要ない状態で、病院から退院できない、いわゆる「社会的入院」の方が2年前に11人いると区は掴んでいるのに、障害者住宅を作ろうせず、新たな家賃補助も行いません。
シビックは聖域か
一方、シビックセンターには建設以来、昨年度迄の6年間の大規模改修費106億円含め、総額1400億円超の税金を投じたのに、今後の改修経費見込みを一切説明せず、巨額のシビック改修の総経費はまるで聖域扱いです。
区のため込み金は611億円で、他に1億円を留保と称し隠す財政運営は、困っている区民に非情で冷たく、党区議団は8日、昨年度決算に不認定の態度を表明しました。(決算委で自民・公明等、共産党以外の全会派は認定)