労組から区議会・各会派に要望書届く
千駄木の郷の職員と利用者の生活を守ろう
特養「千駄木の郷」の職員で組織する労働組合(福祉保育労・千駄木の郷分会)が文京区労協と連名で、区議会・各会派宛てに要望書を提出しました。
千駄木の郷を運営する桜栄会は2026年3月での撤退意向を8月に区に伝え、区は即刻了解し、12月の区議会・厚生委員会に報告しています。
「要望書」は①桜栄会が千駄木の郷の事業運営の撤退を撤回するよう求め、事業継続できるよう再度協議を区に求めること、②千駄木の郷で働く常勤・短時間含め百名にのぼる介護職員の雇用問題を重く受け止め、区議会で取り上げること、③千駄木の郷で起きている利用控え=減収への区の責任ある対応を区に求め、介護を受ける権利を守ること、④千駄木の郷に限らず区内の介護事業所が運営困難にならないよう区独自支援を求めています。
労組が署名呼びかけ
また、労組と文京区労協は「千駄木の郷の職員と利用者の生活を守ってください」と題する署名に協力を呼び掛けています。署名は区長宛てで「文京区は事業者を公募する前に、まず何よりも社会福祉法人桜栄会が事業撤退を撤回するよう強く働きかけ、再度慎重な協議を行うよう」求めています。
要望書が指摘するように「文京区が法人の事業撤退の申し出を安易に受理した」ことは重大です。なぜなら、既に千駄木の郷では既に利用控えが発生し、経営と利用者に困難を与えているからです。1年前に法人撤退が決まった白山の郷・福音会の運営するデイサービスでは、ケア職員の退職が相次ぎ、食事は弁当に変わったとの情報も伝えられています。
文京の介護と職員の雇用を守る署名を広げましょう
★署名にご協力をお願いします
千駄木の郷労組と文京区労協が呼びかける「千駄木の郷の職員の雇用と利用者の生活を守ってください」の署名にご協力をお願いします。署名はご一報頂ければ取りに伺います。
