都議会予算委-福手ゆう子都議会議員
「特養ホームの水道代軽減を!」
福手ゆう子都議は13日、都議会予算委員会で質疑を行い、特養ホームで人件費の次に重い負担となっている水道代の軽減を実施するよう制度改善と周知を提起しました。
特養ホームの水道代(口径40㍉・2か月で620?)は通常21万8千円で、社会福祉施設への減免をしても19万6千円掛かります。福手都議は共同住宅扱いの特例が適用されると7万円になることを明らかにさせた上で、都内の特養90施設への独自調査した結果、7割が共同住宅扱いを使えず、4割が特例を知らないという実態を示し、特例の周知と適用条件を広げ改善するようを都知事に要求しました。
小池都知事は答弁に立たず、西山水道局長は改善は考えていないと切実な願いを切り捨てましたが、福手都議は「物価高騰で介護施設は大変で、高齢者が増える中より良い制度へ改善を」要求しました。
区内で特養が赤字で運営法人撤退が続く状況から見て、介護施設運営と高齢者の暮らしへの支援策には、都独自に行える余地がもっとあることを示す、重要な提起がされました。
