2024年度決算審査ー現区政の歪み至る所に
区政転換求め認定せず
日本共産党は2024年度決算について不認定の態度表明を行いました。
昨年度の黒字率10・8%は適正値の3倍で、貯めこみ金も538億円確保し財政は潤沢なのに、訪問介護報酬の削減で困難に直面する介護施設への区独自の財政支援や教材無償化等、他区で始まっている新規支援策が文京では殆ど無いからです。
さらに、総合体育館プールはカビ・錆が治まらず、千駄木交流館の建替の検討は9年後迄先送り、築28年の不忍通りふれあい館は大規模改修の計画が無く、築63年の浅嘉町公衆便所(本駒込1)は洋式化すらしないのに、シビック庁舎は最優先で、区民説明会を一切行わないまま、建設資材高騰の中でも2百億円かける改修が粛々と進み、来年度からは議会フロア改修に30億円投入しようしているからです。
また、区長が個人的人間関係の中から進めてきたと自ら明かした国際バカロレア機構による教員研修は教育への政治介入であり、区政の様々な歪みは深刻です。これらの諸点を指摘し一般会計と国保・介護・後期医療の3特別会計について不認定としました。
