区民の声で区政動かす
猛暑から命守る「涼み処」充実求め一貫して論戦
杉の木600本の年間CO2吸収量を削減
区が2018年に「暑さでの体力消耗を防ぎ、暑さを避ける」ため区有施設38箇所で開設した「涼み処」は異常な酷暑が続く中、重要度が増しています。
党区議団は新婦人文京支部から寄せられた「涼み処の照明がついていない」との声や訪問医療関係者から「アパートが古く壁に冷媒管を通す穴を開けられずエアコン無く暮らす高齢者の健康が心配」等の声を受け改善を求めてきました。
のぼりと冷水器を提案
昨年9月の本会議では「涼み処」のポスターが小さく、本郷図書館では内側に内向きに貼られ外からは見えない実態を指摘し、台東区ではのぼり旗で涼み処を知らせ、水も配っていることを紹介し「冷水器の設置」を要求すると共に薬剤師会の協力で区内18カ所の「薬局涼み処」含め官民の「涼み処」の拡充を要求していました。
その結果、今年度は涼み処が区有施設44箇所、薬局26箇所、民間施設6箇所への広がると共に、区有施設の涼み処29箇所に冷水が出る「マイボトル給水栓」が設置されました。
気候危機対策にも効果
党区議団が10月の決算委員会でマイボトル用給水機の使用実績を確かめると7~8月に2万2千リットルの冷水を給水したことが分かりました。
これは5百mlのペットボトル4万4千本分にあたり、温暖化の原因であるCO2に換算して5200kgの排出削減効果となり、600本分の杉の木の年間吸収量に相当することも明らかになりました。
命に関わる猛暑だけでなく、時間100mm超の豪雨が今夏、品川や目黒でも発生し、被害が生じており、気候危機対策として「涼み処」の機能拡充も求められています。
党区議団は涼み処を知らせるのぼりにマイボトル用給水機の利用を促すデザインも加味するなど、都心の自治体でも住民参加で可能な気候危機対策の改善・拡充を求めて行きます。



(左から)本郷図書館入口に外から見えるよう貼りだされたポスター(A4サイズ)。向丘地域活動センターに設置された給水機。冷水と常温が出る。向丘地活入口ののぼり。「暑さを避けてこまめに休息・水分補給しましょう」と書かれている。
