止めて見直しを
大規模改修費の総額は“不明”のまま
シビック改修進めていいのでしょうか
総額1604億円の新年度予算案の中で施設工事に掛かる投資的経費は前年度から33%増の314億円ですが、増加率はシビックセンターが前年比65%増である一方、学校等の教育施設は29%増に留まることが5日、金子区議の予算総括質問で明らかになりました。
区は投資的経費について柳町小建替や特別教室改修で「投資的経費が33%増」と言うものの、学校建替3校で20%増、特別教室改修は15%増と増加率はシビックより低いことも分かりました。
1施設当たりでみれば学校建替ですら19億円で、シビック1施設だけで36億円もの工事費が掛るのと対照的です。
シビック改修265億円超
シビック大規模改修は2018年度から10年で行う計画でしたが、8年目の今年度迄に104億円を投じたものの当初計画の35%しか終わらず、2032年度まで期間を5年延長し、総額265億円を投じても60%の進捗に留まると言います。
区はシビック改修の残り40%について「建築費高騰で正確な試算は困難」と言い、経費見込を一切示しません。しかも、当初予定していなかった改修中の仮移転先が必要になったとし、シビックの3フロア分・2400㎡の物件を探していることが明らかになりました。改修費だけでなく家賃負担もかかるシビックには今後も巨額の税金が注ぎ込まれ続けることになります。
党区議団は莫大な税金投入となるシビック改修は一旦止め改修は最小限にするよう求めていますが区は推進する構えで大問題です。

区民施設優先を求める
金子区議は9日の予算委で千駄木交流館(千駄木3丁目)の男子トイレの2つある男性トイレの小便器の1つに「使用禁止」の張り紙がされ使えないとの声を受け、現地の写真を示し改善を要求しました。区は適切に対応すると応じましたが、交流館の更新は2034年度以降に「検討」と言います。シビック庁舎は総額不明のまま莫大な税金投入となる改修工事を進める一方、千駄木交流館の検討は8年先とはあまりにひどいシビック優先ではないでしょうか。

