障害当事者と根津・千駄木の街を歩いて点検
金子てるよし区議は2022年11月中旬、福手ゆう子都議らと共に、視覚障害者の方から根津や千駄木、東大前駅周辺について現場を歩き課題をお聞きしました。
当事者から「根津駅前から根津郵便局まで点字ブロックをつけて欲しい」と要望が出され、現地を歩いてみました。
拡幅が進み歩道は広いのに点字ブロックが無いと、歩道の真ん中の電柱にぶつかり「最悪、方向感覚が失われる」との指摘が出されました。
また、歩道の真ん中の電柱には衝突してもケガしないよう緩衝材を巻いているものと無いものとあり、統一されていません。一方、「東大前駅から言問通り経由で根津までは点字が設置され安心できる」との声も出ました。
また、根津交差点の4つある歩行者信号のうち駅出口前から根津2丁目側へ渡る所のみ、音の出る視覚障害者用の信号機がないことが金子区議らに伝えられました。
更に、不忍通りふれあい館では「地階への階段の手前にグレーの点字があるが、今の館内の照度だと暗く殆ど見えず、階段とわからず落下してしまう」と深刻な実態も伝えられました。
金子区議は「根津交差点の1つだけ音声式の信号機が無いと知らなかった。課題を整理し関係各所に改善を求めていきたい」と語っています。